2009.07.27 Mon 23:07
山根哲彦ラストライブの感想、ラストは個人からの視点で書いてみます。
ライブを終わった後に最初に頭に浮かんだ言葉は「もったいない」だった。
こんなに良い曲を書いているのに、辞めてしまうのか・・・・と。
そして、山根哲彦を世に送り出せなかった事の悔しさと後悔の念が
産まれてきました。もっと世に出ていく手伝いが出来なかったのだろうか・・・・
自分もアークシップの事で手一杯だったのは確か。
特にこの2年位は、何も手伝うことが出来なかった。
まさに、後悔先に立たず。
自分のふがいなさや無力感も感じました。
そんな思いから涙が出てきました。
山根君の引退で、アークシップの初期の歴史の一部が幕を閉じた気がします。
横浜で1,000人集められるミュージシャンを目指して欲しい。
これが僕の口癖です。
でも、やっぱりメジャーデビューしたい。
その気持ちはよく分かる。
何度でも言うが、メジャーデビューだけを音楽人生のゴールにするのはあまりにも寂しい。
しかし、まだ具体的に「こんな音楽人生はどう?」と具体的に示せる事が出来ない。
メジャーデビューだけをゴールとしない、新しい音楽人生を見つけ出していく事はアークシップとしての命題だと思っている。
音楽には力がある。人を元気にしたり、救ってくれたりする。
そういう音楽は、メジャーデビューしていなくてもたくさんあるはず。
「良い歌歌うねぇ~~あのミュージシャンはやっぱりプロなの?」
「月~金は働いてて、週末はミュージシャンらしいよ。」
こんな会話を神奈川でたくさん生まれるようにしていきたい。
これが山根哲彦のラストライブを観た僕個人の辿り着いた結論です。
もちろん、新たな人生を歩み始めた山根君を応援したいし、今回の決断が間違っているとかそういう事ではありませんよ。
そう改めて決意するくらい、山根君のラストライブで歌われた曲は素晴らしかったという事です。
山根君、8年間ご苦労様でした。
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